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2014年05月27日 (火) | Edit |
    白桃や残生を問うこと勿れ        ほつ枝

    個を通すことに風あり葉鶏頭

    一冊の栞の位置の動かざる

    バリバリと僕を喰らうかやよ影よ

    やせ蛙 一念掲げ うしろ飛び

    少年に沖のはるかや不条理や

    世の中よ桔梗の花が咲いている

    旗よ靡け なびいて傷を癒さむか

    さくらさくら鬼なる齢もて舞わん

    一枚の毛布にくるむ渇きありき
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2014年05月24日 (土) | Edit |
築50年になる、我が家。 補修が必要となる。
アドバイザーさんと大工さん・私でアレコレと話し合い。
ある場所で使う材料の 「劣化」が問題となった。

私・・・「それって,2・3年も持たないの?」
業者・「イヤイヤ、5・6年もしたら劣化が始まるという事です。」
私・・「だったら,いいわよっ、(わたし)の方が(劣化)は早いっから」 と、「呵々大笑」。
間を置いて、彼ら二人も「ワッハッハッ」

83歳まで生きていたいのである。 75歳の時、読ませて頂いた新聞への御投稿文。
83歳・女性の文章・生き方に魅せられた。
その様でありたいと希うのである。      あと、もう少し・・・・・
2014年05月22日 (木) | Edit |
  千すじのおもいを矯めて髪を結う    ほつ枝
  
  帯とけば蛇となる妬心哀しかり

  おんな下駄夏のなさけを抱き眠る

  挫折感ふかく 啄木愛謡す

  少しセンチに秋のグラスとシャンソンと

  置き去りにされた手毬と夕茜

[ 1985 12 ] の号である。  着物が好きで日常的に着ていた頃だっけ・・・

 「時給五百円 花の五十を売り渡す    ほつ枝 」  

五十を *花* と表現したことで話題になった、30年前。 
 

2014年05月18日 (日) | Edit |
 疎開先での6年生の夏休みだった。
一抱え以上もある大木となった木犀の木陰で、私は[ 風と共に去りぬ ]を読んでいた。
その傍に母が来て囁いた。 「ほうちゃん、戦争負けたらしい。ラジオで放送したと、
村の人等が言いよる・・・」   ポカンとなった。 その時の母の表情を思い出せない。
山村の昼下がりというのに、蝉の気配も無い。 真空の球の中に閉じ込められた様に・・・・

だが、それも一瞬, 閃いた!*「だったら,戦争せんでもええんじゃ」* お父さんが帰れる。
「母さん!もう戦争せんでもええんじゃよ!父さんが帰れるよっ; 帰ることが出来るよ!!」と
叫んでいた。   (父は、当時5年生の私に、病身の母と4人の弟妹を托して征っていた。)

町に帰ろう・・そして、父が戻って来るのを待とう。 父が征ったあの町で待っていよう・・・・・
小さな荷車に、母と1歳の弟を乗せ、二つ違いの弟と二人でその車を押す。5歳と4歳の妹と弟は
車の後先を、チョコ・マカ走り三里半の道のりを、はしゃぎながら往く。川の流れに沿い町の灯かりを
目指し駈け下った。
悲しかった事や、さみしかったことは、半年間を過ごした木小屋に置き忘れて来たように・・・

追記  敗戦日の十日前、8月5日  今治の町は、夜空を真っ赤に染めて燃えた。
     その焼跡へ帰るのである。恋しくて・恋しくて・・・  
2014年05月16日 (金) | Edit |
          読んだら,
           ぽっ
          見たら,
           あっ
           聴いたら,
           ふっ
           て なるよ。
           ポワンって うかぶ
           しらぎくの 花や
           角のはえた  しかに
           まぶしい川だ。

               いろんな物が来て,
               いろんな場所に行く・・・・・。
               もう 百個もいろんな所や物に,
                 行って来たよ。

         八十歳のわたし;   十一歳のあの日へ還り・・・、あの川べりへ佇つのです・・・・・
         そして、ふたたび, とぼとぼと八十歳へ戻ってきます。
        
2014年05月09日 (金) | Edit |
    遠き別れに堪えかねて
    この高殿に登るかな                        別れといえば昔より
    悲しむ勿れわが友よ                        此の人の世の常なるを
    旅の衣を整えよ                          流るる水を眺むれば
                                     ゆめ恥ずかしき涙かな
    君が爽やけき瞳の色も
    君くれないの唇も
    君がみどりの黒髪も
    また何時か見んこの別れ   「愛唱歌である」

坂のある街だった・・・二人の孫の通園。  自転車の前・後に、みど,とも、を載せる。 65歳・・・
漕ぎ始め、「エイ!!」と自分に気合を入れる。そして、「行くゾー~」と声を張り上げれば、二人も
「オーッ」と応えてくれる。 どうやら幼いながらも、何時もの母親とは違う老いを感じ取っているようだった。

驚いたのはある日の事、園から帰り部屋に落ち着いたばかりで、みどが,それは心配そうに私の顔を覗きこんで訊いた。
「おばあちゃん,かなしかったあ?」 一瞬?間を置き理解。子供大好きばあさんは、「おむかえ」まだの子たちと
ついつい遊んでしまう。その日は,床に座り寝転び大あそび。一人の子が白髪に気付き,珍しがった事への心配だった。
ともは,先生が「スーパーおばあちゃん」と呼ぶと報告。

みど,16歳でモスクワ留学。 とも,15歳でワシントンへ。 いま、21歳と19歳。 
共にロシアの舞台で、プロのバレエダンサーとして踊っている。
この6年、年一度の逢瀬である。そう言えば七夕さま! 時季も夏!。 私に、孫は(姉・弟)二人だけである。
2014年05月04日 (日) | Edit |
かの米国でのテロ事件以後の諸々。
闇の中に,ニンゲンを問うて、絶望感に苛まれる・・・・
と、その同じラジオから,流れて来た歌;
 
「 愛さずにはいられない 」

切々とせつせつと,流れて来る; 
ひたすら、地を這うて流れて来る・・・

 
 冬深し報復と呼ぶ語のありて      ほつ枝
 
 人歌う「愛さずにはいられない」    ほつ枝
2014年05月01日 (木) | Edit |
朝食の支度に取りかかっていた。 
不意に頭の隅を過るものありて、「ギャーッ」。 
手にしていたタマネギを放り出し、外に走り出る。 

案の定だった
ごみの置き場所を違えている
生ゴミとプラスチック置き場の、左右の取り違え

ニ度続けて出し忘れをした
今朝こそはと、昨夜から思い定めていたのだったが

5時半、だーれも,まだ出していないが、ゴミ袋を置く  
「よし! 全てよし!!」
口笛吹きながら、家ん中に・・・・

カラスよ、啼け啼け!「嗚呼~ 」と哭け!